第94回 特集展示「河内平野の弥生王墓」

※情報は変更等がございますので、お出かけ前に必ず公式サイトなどでご確認ください

★開催日・期間
2014年07月16日(水)〜2014年09月01日(月)
★開催場所・会場
大阪歴史博物館(大阪市中央区大手前4丁目1-32)
第94回 特集展示「河内平野の弥生王墓」
終了芸術・デザイン

大阪歴史博物館では、平成26年7月16日(水)から9月1日(月)まで、8階特集展示室において、特集展示「河内平野の弥生王墓」を開催します。

加美遺跡は平野区加美東一帯にある弥生時代から奈良時代にかけての遺跡です。昭和59年(1984)に加美東6丁目で行った調査で、地下約3.5mのところから弥生時代中期の2基の墳丘墓(Y-1号墓・Y-2号墓)が見つかりました。そのうちY-1号墓は、墳丘裾部で南北26m、東西15m、高さ3mと規模が大きく、墳頂部から23基の埋葬が見つかりました。

墳丘のほぼ中央に位置する5号木棺はこの墳丘墓の中心となる埋葬であり、板材を2枚重ねた荘重な作りの木棺を用いていました。その北側には着装品を持つ埋葬があり、2号木棺からは円環型銅釧(えんかんがたどうくしろ)1点とガラス平玉1点、14号木棺からは円環型銅釧1点、1号木棺からはガラス勾玉(まがたま)1点と丸玉(まるだま)1点が出土しました。中でも円環型銅釧は北部九州や対馬、朝鮮半島に分布する型式の銅釧であり、加美遺跡の被葬者が西日本から東アジアに広がる交流ネットワークと関わりを持っていたことがうかがえます。

加美遺跡Y-1号墓は、墳丘規模が河内平野最大であり、当時貴重であったガラスや銅で作られた着装品を持つ人物が埋葬されていたことなどから、河内平野の諸集落を指導する立場(「王」)にあった有力家族の墓とみられます。この墳墓から出土した資料をまとめて展示することで、弥生時代の首長と社会の様相についてご紹介します。

出典 www.mus-his.city.osaka.jp

開催地 大阪歴史博物館(大阪市中央区大手前4丁目1-32)
開催期間 2014年07月16日(水)〜2014年09月01日(月)
料金 ※常設展示観覧料が必要 http://www.mus-his.city.osaka.jp/visit/fee.html
お問い合わせ先 06-6946-5728
ホームページ http://www.mus-his.city.osaka.jp/news/2014/yayoioubo.html
備考 会場:8階 特集展示室 時間:9:30~17:00(金曜は20:00まで) ※入館は閉館30分前まで 毎週火曜日休館

情報更新日:14/07/31

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