所蔵日本画展 御山の景・水辺の景
※情報は変更等がございますので、お出かけ前に必ず公式サイトなどでご確認ください
- ★開催日・期間
- 2014年04月05日(土)〜2014年07月06日(日)
- ★開催場所・会場
- 桑山美術館
終了芸術・デザイン
古くから山は信仰の対象として神聖視され「御山(おやま・みやま)」と敬って呼ばれることがあります。中国で始まった「山水画」は、高くそびえる山には仙人が住むという神仙思想や、仏教、道教などにも結びつき、自然の雄大さを称賛し移りゆく気象の表現を強調するなど、実際の風景をそのまま描くというよりは、画家の「心眼」を通して構成し表現されています。日本でも中国の影響を受けた禅僧による水墨山水画から、狩野派や琳派、南画家などによって次第に日本独自の情感をたたえた作品が描かれるようになってきました。
近代の日本画では西洋画の影響で、写生に基づき遠近法を取り入れた風景画が描かれるようになりましたが、伝統的な山水画の情感と空間を併せ持ち、描く側の心のありようが反映されることも多く、日本画の魅力でもあります。
今回の展示では、日本の象徴としての富士山と桜を配した横山大観「霊峰春色」や、輪郭線を否定し、朝もやに水辺の湿潤な大気を表した菱田春草「暁霧」、また潮来の水郷風景を水墨で表現した竹内栖鳳「水墨山水」など、山を主題とする<山の景>と、湖畔や川辺、海辺を描いた<水辺の景>約30点をご覧いただきます。山と水辺という描かれた場所による印象の違いや、着色画と水墨画による表現法に注目するなど、それぞれの画家によってとらえられた景観をお楽しみください。
開催地 | 桑山美術館 |
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開催期間 | 2014年04月05日(土)〜2014年07月06日(日) |
料金 | 一般500円(400円)、中・高・大学生300円(200円) *( )内は20名以上の団体の割引料金 |
お問い合わせ先 | 052-763-5188 |
ホームページ | http://www.kuwayama-museum.jp/ |
備考 | 【開催時間】 午前10時~午後4時 |
関連URL | http://www.museum-cafe.com/exhibition?event_id=32622 |
情報更新日:14/03/25
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