田中栄一　小さな部屋の写真展

田中さんがこの「砂と記憶」を発表したのは確か25年前熊本市立博物館でした。
8×10のでかいカメラをひっさげての撮影の旅、「よくやる」と思わずにはいられませんでした。
その写真は時を経ても私の脳裏の大きなスクリーンを、気持ちよくよぎることがあります。

田中さんが龍門ダムの近くに居を移し、ある意味とんでもない、
しかし彼らしい暮らしを始めて3～4年が経ちました。
その生活がなぜかしら、「砂と記憶」の写真へと結びついていきました。

数点しか展示できない小さな部屋で、
「砂と記憶」、ヨーロッパの旅の写真、
沖縄で拾ったという面白い数個の石を展示することにいたします。

出典 shimadamuseum.jugem.jp