愛・知のリアリズム 宮脇晴の周辺

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★開催日・期間
2014年01月07日(火)〜2014年04月06日(日)
★開催場所・会場
豊田市美術館(愛知県豊田市小坂本町8丁目5番地1)
終了芸術・デザイン

宮脇 晴(1902-85)は愛知が生んだ代表的な洋画家の一人です。豊田市美術館はその作品をまとめて収蔵し、常設している美術館でもあります。
今展は当館所蔵の作品を中心に、他館で所蔵する優品を加え、さらにはその画業の出発点で大きな影響を受けた、岸田劉生らの「草土社」や、それに刺激を受けて結成された地元「愛美社」の代表作家たちの作品を展示して、宮脇の全体像を振り返って見ようとするものです。
構成は大きく二つに分けて、第一部を「草土社」の影響のもとにある1920年代までの写実の時代、それ以降の、ひたすら家族を描き続ける1930年代から没年までの時代を第二部とします。
(公式ページより)

開催地 豊田市美術館(愛知県豊田市小坂本町8丁目5番地1)
開催期間 2014年01月07日(火)〜2014年04月06日(日)

イベントによっては、期間中でも休みの日がある可能性があります。必ず公式ページでご確認ください。

ホームページ http://www.museum.toyota.aichi.jp/exhibition/2013/special/aichi.html
備考 <第一部>知のリアリズム ~劉生と「愛美社」の画家たち 名古屋に生まれた宮脇は、幼くして父や兄弟姉妹を亡くして母一人子一人となり、自身も病気のため知多の古見に転地療養します。そこで生涯の師であり、仲間でもあった大澤鉦一郎と出会い、本格的な絵の道に進むことになります。折りしも細密描写を基本とする岸田劉生らの写実的洋画グループ「草土社」の名古屋展が開催され(1917年)、それに衝撃と刺激を受けた大澤や宮脇は、同年代の同志たちと「愛美社」を結成し、切磋琢磨しながら写実表現に挑んでいきます。リアリズムが単なる描写に終わらない、時代の希望であった近代の若き作家たちの、熱情にきらめく作品を紹介します。 <第二部>愛のリアリズム ~家族への視線 グループとしての「愛美社」の活動からメンバー個々の表現追及への移行、細密描写を少しずつ離れつつあった宮脇自身の表現、そして決定的な1929年の劉生の死亡。 1930年代以降の宮脇の表現は、それまでのものとは大きく違った方向へ舵をとります。  画題の中心は妻、子ども、孫、自分。家族愛や親子愛、兄弟愛を前面に押し出し、画風もそれにつれて求道的な厳しさや細部までの写実から、大らかでユーモラスなものに変化してきます。  第二次世界大戦を挟んでの大きな社会体制の変化ということも勿論あったでしょうが、それ以上に宮脇の家族に寄せる思いがあってのことでしょう。 客観的や主観的な視点の違いはあっても、第一部、第二部ともに宮脇 晴の人間に対する興味と深い愛にあふれています。それは当館のこれまでの収集や展示の重要な柱のひとつでもあります。 この展覧会でも作品から伝わるメッセージに耳を傾けてみてください。 (公式ページより)

情報更新日:14/02/06

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