香月泰男 イタリア遊学記

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★開催日・期間
2014年06月07日(土)〜2014年09月29日(月)
★開催場所・会場
香月泰男美術館(山口県長門市三隅中226)
終了芸術・デザイン

香月泰男が初めてヨーロッパの地を踏んだのは1956年10月のことでした。フランスのパリを拠点とし、スペイン、イタリアと周遊した旅は約半年におよび、その間に制作されたスケッチは約500点といわれています。この遊学の旅は、画商・福島繁太郎の強い勧めによるものでした。戦後まだ自由に渡航することが難しい時代でしたが、後に香月泰男の父親的存在とも言われる福島繁太郎の尽力により、香月泰男の渡欧は実現します。この旅の中で、香月泰男がイタリアに入国したのは1957年2月のことでした。2月1日にパリのリヨン駅を出発し一路ローマを目指す香月一行。2日の夕刻ローマに入り、翌日からローマを散策します。6日にはナポリ、そして7日の夜にはフィレンツェに入るスケジュール。フィレンツェでは、街中に点在する美術館や博物館を回りながら、2日間ほど過ごしました。翌10日はシエナ、パドヴァに立ち寄り、ヴェネツィアへ入ります。そしてミラノでレオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』を鑑賞した後、フランスへと戻って行きました。今回はこの旅の膨大なスケッチの中から、イタリアのフィレンツェ、シエナの街のスケッチをご紹介します。歩く道すがらのスケッチは、画家の足音を感じさせてくれます。さあ、60年前のイタリアを旅しましょう。

出典 www.city.nagato.yamaguchi.jp

開催地 香月泰男美術館(山口県長門市三隅中226)
開催期間 2014年06月07日(土)〜2014年09月29日(月)

イベントによっては、期間中でも休みの日がある可能性があります。必ず公式ページでご確認ください。

ホームページ http://www.city.nagato.yamaguchi.jp/~kazukiyasuo/event/event_142.html

情報更新日:14/08/05

香月 泰男(かづき やすお、1911年10月25日 - 1974年3月8日)は山口県大津郡三隅町(現・長門市)出身の画家。

略歴

  • 山口県に開業医の息子として生まれるも、幼い頃両親が離婚。厳格な祖父に育てられる。
  • 山口県立大津中学校(現・山口県立大津高等学校)卒業後、川端美術学校を経て1931年に東京美術学校に入学、藤島武二の教室に学ぶ。
  • 1936年、美術学校卒業後、北海道庁立倶知安中学校(現・北海道倶知安高等学校)の美術科教師として着任。その後、山口県立下関高等女学校(現・山口県立下関南高等学校)に転任する。
  • 1942年、太平洋戦争勃発により召集を受け、兵として満州へ。
  • 1945年、ソ連に抑留され、シベリア、クラスノヤルスク地区のセーヤ収容所で強制労働に従事
...

「香月泰男」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』
2014年1月05日14:14 UTC
http://ja.wikipedia.org/wiki/香月泰男

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