【特別展示】郷土の俳人「大野きゆう」展

※掲載中の情報は調査時の情報となります。
※必ず公式サイトなどで最新の情報をご確認ください

★開催日・期間
2014年09月06日(土)〜2014年09月28日(日)
★開催場所・会場
五島観光歴史資料館
【特別展示】郷土の俳人「大野きゆう」展
終了芸術・デザイン

歳時記のバイブルと称される高浜虚子の『新歳時記』。そこに採録された例句をいくつかご紹介します。

✥✥✥

季語 山焼く(春)

「あの辺も 五嶋の内や 遠山火」

害虫の駆除のために、春先に山肌を焼く遠山火の煙が遥か彼方の島嶺に一筋。連なる島々を少し高台から眺めた景であろう。四十年ぶりの母郷の景に、えも言えぬ作者の故郷への思いが滲む。

季語 門火(かどび)(秋)

「石垣に 映りて燃ゆる 門火かな」

お盆に祖先の精霊が迷わず家に帰れるように焚くしるべの炎が迎え火・門火である。折柄、夕立後のまだ濡れた石垣に迎え火の焔(ほむら)が淡く映っているのであろう。今と違い石垣構えの家が多かった。

季語 秋 

「秋獲れて洟垂れ烏賊といふといふ」

ハナタレイカの俗称が余程、珍しかったものか。昔の洟垂れ小僧がよく垂らしていた鼻水ほどに小さいイカの、島独特の俗称に「なるほど」と合点した様子が伝わる。

(大野きゆう句集 沖うら〻より)

出典 www.facebook.com

開催地 五島観光歴史資料館
開催期間 2014年09月06日(土)〜2014年09月28日(日)

イベントによっては、期間中でも休みの日がある可能性があります。必ず公式ページでご確認ください。

ホームページ https://www.facebook.com/city.goto.rekishi
料金 無料(※常設展の観覧は通常料金です)
お問い合わせ先 五島観光歴史資料館 0959-74-2300
備考 【会場】 五島観光歴史資料館 1Fロビー 【開館時間】 午前9時~午後6時 ※最終入館は午後5時半

情報更新日:14/09/09

長崎の1ヶ月以内に開催されるイベント情報

イベント一覧

長崎のイベント情報を検索!

★イベントを探したい日付をクリックしてください!

 
 
 
 
 
 
PAGE TOP