特別展「没後50年 板谷波山展 -近代陶芸の巨匠-」
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※必ず公式サイトなどで最新の情報をご確認ください
- ★開催日・期間
- 2014年09月06日(土)〜2014年11月30日(日)
- ★開催場所・会場
- 兵庫陶芸美術館

出典 www.mcart.jp
日本近代陶芸の巨匠・板谷波山(いたやはざん・1872-1963)の没後50年に際し、回顧展を開催します。
明治5年茨城県真壁郡下館町(現・筑西市)に生まれた波山は、東京美術学校(現・東京藝術大学)で木彫を学んだ後、赴任した石川県工業学校で本格的に陶磁の研究を始めます。同36年、東京田端に築窯し、郷里の筑波山に因んで「波山」と号し、陶芸家としてスタートを切りました。昭和9年に帝室技芸員に任命され、同28年には陶芸家として初の文化勲章を受章するなど、近代陶磁史に大きな足跡を残しています。
波山は、西洋のアール・ヌーヴォー様式を摂取し、さらに東洋の古典意匠を融合させた図案や文様を、卓越した彫刻技術と最新の釉薬技術によって、色彩豊かに表現しました。その作品は格調高い美しさに満ち、今なお多くの人々を魅了しています。
本展は波山の没後50年を記念し、新出の作品・資料など近年の研究成果をふまえ、陶芸の代表作約140点と資料によって、波山芸術の全貌を紹介するものです。なお、当館は本巡回展における関西唯一の会場かつ最終会場となります。
出典 www.mcart.jp
開催地 | 兵庫陶芸美術館 |
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開催期間 | 2014年09月06日(土)〜2014年11月30日(日) イベントによっては、期間中でも休みの日がある可能性があります。必ず公式ページでご確認ください。 |
ホームページ | http://www.mcart.jp/26/exhibition/itaya-hazan/itayahazan.htm |
料金 | 【観覧料】 一般1000円、大学生800円、高校生500円 ※団体料金、夜間料金あり ※中学生以下無料 |
お問い合わせ先 | 079-597-3961 |
備考 | 【休館日】 月曜休館 ただし9月15日(月・祝)、10月13日(月・祝)、11月3日(月・祝)、 11月24日(月・祝)は開館。 9月16日(火)、10月14日(火)、11月4日(火)、11月25日(火)は休館 【開館時間】 ・10月31日(金)まで 10時~19時 ・11月1日(土)~30日(日) 10時~18時 ※入館はいずれも閉館時間の30分前まで) |
関連URL | ・兵庫陶芸美術館 http://www.mcart.jp/ ・「没後50年 板谷波山展」プレスリリースPDF http://www.mcart.jp/exhibition/press_PDF/hazan.pdf |
情報更新日:14/09/17
板谷 波山(いたや はざん、1872年4月10日〈明治5年3月3日〉 - 1963年〈昭和38年〉10月10日)は、明治後期から昭和中期にかけて活動した日本の陶芸家。本名は板谷 嘉七(いたや かしち)。号は、始め「勤川」、のち「波山」。「勤川」は故郷を流れる五行川の別名「勤行川(ごんぎょうがわ)」に、「波山」は故郷の名山である「筑波山」に因む。
日本の近代陶芸の開拓者であり、陶芸家としては初の文化勲章受章者である。理想の陶磁器づくりのためには一切の妥協を許さなかった波山の生涯は映画化もされている。
日本の陶芸は縄文時代からの長い歴史をもつが、瀬戸焼、美濃焼、伊賀焼などの茶器、朝鮮半島の影響を受けて始まった伊万里焼、鍋島焼の磁器のように、芸術として高い評価を得ている作品さえも、ほとんどが無名の陶工の手になるものである。近世には京焼の野々村仁清のように個人名の残る陶工もいるが、「職人」ではない「芸術家」としての「陶芸家」が登場するのは近代になってからであった。波山は、正規の美術教育を受けた「アーティスト」としての陶芸家としては、日本における最も初期の存在である。陶芸家の社会的地位を高め、日本近代陶芸の発達を促した先覚者として高く評価されている。
「板谷波山」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』
2014年8月29日13:45 UTC
http://ja.wikipedia.org/wiki/板谷波山
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