「上田 薫」
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- ★開催日・期間
- 2020年11月14日(土)〜2021年01月11日(月)
- ★開催場所・会場
- 埼玉県立近代美術館(埼玉県さいたま市浦和区常盤9-30-1)
企画展
出典 : pref.spec.ed.jp
取得日: 2020/11/02
上田薫(1928〜)は、写真を使って対象を精巧に描き出す画家です。殻からつるりと落ちてくる生玉子がリアルに描かれた彼の作品を、美術の教科書で見たことがある方も多いのではないでしょうか。
東京藝術大学で油彩を学び、主に抽象画を制作していた上田は、1956年に映画ポスターの国際コンクールで国際大賞を受賞したことをきっかけに、グラフィックデザインの世界へ足を踏み入れます。それからしばらく絵画制作からは離れますが、1970年に、対象そのものだけを写実的に描く表現 —本人曰く、制作に行き詰まったときに頭を空っぽにするための「クソリアリズム」— に目覚めます。
以後、上田は、ときにデザインの世界で学んだことを活かしながら、現実以上にリアルに見える作品を次々と生み出してきました。作品のモティーフの多くは、殻が割られた瞬間の生玉子、スプーンから流れ落ちそうなジャム、水の流れや空など、一瞬で姿を変えるものです。時間と空間とを切り取るその鮮烈な描写は、リアリズム絵画のなかに独自の位置を占めるものとして、高く評価されています。
本展では、これまでまとまった形で紹介される機会の少なかった上田薫の歩みを、大学卒業後から現在までの作品約80点とともに紹介します。時間の流れ、空間のひろがり、そして何気ない日常を驚きに変える上田流「クソリアリズム」の世界を、ぜひ心ゆくまでお楽しみください。
開催地 | 埼玉県立近代美術館(埼玉県さいたま市浦和区常盤9-30-1) |
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開催期間 | 2020年11月14日(土)〜2021年01月11日(月) イベントによっては、期間中でも休みの日がある可能性があります。必ず公式ページでご確認ください。 |
ホームページ | https://pref.spec.ed.jp/momas/ |
料金 | ・一般 1100円(880円) ・大高生 880円(710円) ※( ) 内は20名以上の団体料金。 ※中学生以下、障害者手帳等をご提示の方 (付き添いの方1名を含む) は無料です。 |
お問い合わせ先 | TEL 048-824-0110 |
キャスト&スタッフ | 主催 埼玉県立近代美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会 協賛 ライオン、大日本印刷、損保ジャパン、日本テレビ放送網 協力 上田薫 企画協力 名古屋画廊 広報協力 JR東日本大宮支社、FM NACK 5 |
備考 | 担当学芸員によるギャラリー・トーク 担当学芸員が展覧会の見どころをご紹介します。 日時:11月29日(日)、12月6日(日)、12月13日(日) 各日とも11時00分から30分程度 会場:2階展示室 費用:企画展観覧料が必要です。 定員:50名(先着順) 拡大版スライドトーク スライドを使って展覧会の見どころをご紹介します。 日時:11月22日(日)、12月19日(土) 各日とも14時00分から30分程度 会場:2階講堂 費用:無料 定員:50名(先着順) |
情報更新日:20/11/02
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