フェードル

※情報は変更等がございますので、お出かけ前に必ず公式サイトなどでご確認ください

★開催日・期間
2021年02月06日(土)〜2021年02月07日(日)
★開催場所・会場
刈谷市総合文化センター(愛知県刈谷市若松町2-104)

2021年2月、伝説の舞台の幕が再び上がる。

終了演劇・ミュージカル・お笑い

『フェードル』は、フランスの劇作家ジャン・ラシーヌがギリシャ悲劇『ヒッポリュトス』から題材を得て創りあげ、1677年1月1日、ブルゴーニュ座で初演。1680年コメディ・フランセーズ(国立劇場) のこけら落としでも上演された、17世紀フランス古典文学の最後を飾る金字塔的な作品です。悲劇へと向かう女性の姿を描く美しく輝く台詞、神話的世界をもとに表現した抵抗しがたい破滅的激情は、演劇の醍醐味を堪能できる要素が凝縮されています。フランスを代表する哲学者ヴォルテールをして「人間精神を扱った最高傑作」と言わしめた歴史的名作です。



2017年の初演で圧巻の演技を魅せた大竹しのぶが2021年も再びフェードルに挑みます。

フェードルの義息子・イッポリット役には、高い演技力を発揮する林遣都。その他、瀬戸さおり、谷田歩、酒向芳、西岡未央、岡崎さつき、キムラ緑子と、個性豊かなキャストが集結!! 愛に翻弄され、感情と感情がぶつかり合う美しいまでの悲劇を熱演します。

出典 kariya.hall-info.jp

開催地 刈谷市総合文化センター(愛知県刈谷市若松町2-104)
開催期間 2021年02月06日(土)〜2021年02月07日(日)
時間 2月6日(土) 開演 13:00 2月7日(日) 開演 13:00 (開場は開演の1時間前)
料金 ・S席 12,000円  ・A席 9,000円  ・U-25チケット 6,000円 ※U-25はメ~チケにて前売りのみ取り扱い (観劇時25歳以下対象・当日指定席券引換・座席数限定・要本人確認書類) ※未就学児入場不可。
お問い合わせ先 メ~テレ事業  052-331-9966 (祝日を除く月~金 10時~18時)
ホームページ https://kariya.hall-info.jp/
キャスト&スタッフ 演出 栗山民也 作 ジャン・ラシーヌ 翻訳 岩切正一郎
出演者 大竹しのぶ 林遣都 瀬戸さおり 谷田歩 酒向芳 西岡未央 岡崎さつき キムラ緑子

情報更新日:20/12/23

フェードル』(仏: Phèdre)は、フランスの劇作家、ジャン・ラシーヌ作の悲劇。初演時の題名は『フェードルとイポリート Phèdre et Hippolyte 』だった。全体で5幕からなり、アレクサンドラン(十二音綴)で書かれている。初演は1677年1月1日、オテル・ド・ブルーゴーニュ座。ラシーヌにとっては、最後の世俗的悲劇で、この作品を書いてから12年間、新作を書くことなく、宗教と王への献身に専念することになる。

『フェードル』はギリシア神話から題材を得ている。ギリシア・ローマの悲劇詩にも取り上げられ、とくにエウリピデスの『ヒッポリュトス』とセネカの『パエドラ』が有名である。フェードル(パイドラ)は、夫テゼー(テセウス)の留守中に、義理の息子イポリート(ヒッポリュトス)に恋をしてしまう、という話である。

『フェードル』はすべての面で完成度が高い。悲劇的構成、人間観察の深さ、韻文の豊かさ、さらにマリー・シャンメレが演じた主役フェードルの解釈。ヴォルテールはこの劇のことを「人間精神を扱った最高傑作」と呼んでいる。エウリピデスと反対に、ラシーヌは劇の最後でフェードルを死なせている。つまり、フェードルがイポリートの死を知ってしまうのだ。フェードルのキャラクター造型はラシーヌの悲劇作品の中でも最高のものである。フェードルは他人を不幸にしながら、実は彼女自身も己の衝動の犠牲者である。怖さと哀れさを共に備えたキャラクターといえよう。

この劇の台詞のいくつかは、たとえば「la fille de Minos et de Pasiphaë(ミノスとパジファエの娘)」(第1幕第1場にあるイポリートの台詞)など、フランスの古典的な名台詞となった。十二音綴詩句は音楽性の美しさが特徴だが、ラシーヌはただ響きの美しさだけを考えて台詞を書いたわけではない。フェードルの中には、母パジフィエから受け継いだ、飽くことなき欲望と死への恐怖が複雑に入り混じっている。

コルネイユを後援するブイヨン公爵夫人とその一派の陰謀により、初演は成功にいたらなかった。彼女たちは、今では忘れられた作家ニコラス・プラドンに同じ題材の劇を急いで書かせ、その上演を『フェードル』にぶつけてきたのだ。そのせいで、ラシーヌは1689年まで劇の執筆を絶つことになった。なお、その時書いた劇は『エステル』で、ルイ14世の寵姫マントノン侯爵夫人の依頼によるものだった。しかし現在では、『フェードル』はラシーヌの代表作の一つと見なされ、また、17世紀以降現在まで上演回数の最も多い作品のひとつとなっている。

「フェードル」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』
2020年4月18日09:08 UTC
http://ja.wikipedia.org/wiki/フェードル

出典 http://ja.wikipedia.org/wiki/フェードル

愛知の1ヶ月以内に開催されるイベント情報

イベント一覧
Ad

愛知のイベント情報を検索!

★イベントを探したい日付をクリックしてください!

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
PAGE TOP