フェードル
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※必ず公式サイトなどで最新の情報をご確認ください
- ★開催日・期間
- 2021年02月06日(土)〜2021年02月07日(日)
- ★開催場所・会場
- 刈谷市総合文化センター(愛知県刈谷市若松町2-104)
2021年2月、伝説の舞台の幕が再び上がる。
出典 : kariya.hall-info.jp
取得日: 2020/12/23
『フェードル』は、フランスの劇作家ジャン・ラシーヌがギリシャ悲劇『ヒッポリュトス』から題材を得て創りあげ、1677年1月1日、ブルゴーニュ座で初演。1680年コメディ・フランセーズ(国立劇場) のこけら落としでも上演された、17世紀フランス古典文学の最後を飾る金字塔的な作品です。悲劇へと向かう女性の姿を描く美しく輝く台詞、神話的世界をもとに表現した抵抗しがたい破滅的激情は、演劇の醍醐味を堪能できる要素が凝縮されています。フランスを代表する哲学者ヴォルテールをして「人間精神を扱った最高傑作」と言わしめた歴史的名作です。
2017年の初演で圧巻の演技を魅せた大竹しのぶが2021年も再びフェードルに挑みます。
フェードルの義息子・イッポリット役には、高い演技力を発揮する林遣都。その他、瀬戸さおり、谷田歩、酒向芳、西岡未央、岡崎さつき、キムラ緑子と、個性豊かなキャストが集結!! 愛に翻弄され、感情と感情がぶつかり合う美しいまでの悲劇を熱演します。
開催地 | 刈谷市総合文化センター(愛知県刈谷市若松町2-104) |
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開催期間 | 2021年02月06日(土)〜2021年02月07日(日) イベントによっては、期間中でも休みの日がある可能性があります。必ず公式ページでご確認ください。 |
ホームページ | https://kariya.hall-info.jp/ |
時間 | 2月6日(土) 開演 13:00 2月7日(日) 開演 13:00 (開場は開演の1時間前) |
料金 | ・S席 12,000円 ・A席 9,000円 ・U-25チケット 6,000円 ※U-25はメ~チケにて前売りのみ取り扱い (観劇時25歳以下対象・当日指定席券引換・座席数限定・要本人確認書類) ※未就学児入場不可。 |
お問い合わせ先 | メ~テレ事業 052-331-9966 (祝日を除く月~金 10時~18時) |
出演者 | 大竹しのぶ 林遣都 瀬戸さおり 谷田歩 酒向芳 西岡未央 岡崎さつき キムラ緑子 |
キャスト&スタッフ | 演出 栗山民也 作 ジャン・ラシーヌ 翻訳 岩切正一郎 |
情報更新日:20/12/23
『フェードル』(仏: Phèdre)は、フランスの劇作家、ジャン・ラシーヌ作の悲劇。初演時の題名は『フェードルとイポリート Phèdre et Hippolyte 』だった。全体で5幕からなり、アレクサンドラン(十二音綴)で書かれている。初演は1677年1月1日、オテル・ド・ブルーゴーニュ座。ラシーヌにとっては、最後の世俗的悲劇で、この作品を書いてから12年間、新作を書くことなく、宗教と王への献身に専念することになる。
『フェードル』はギリシア神話から題材を得ている。ギリシア・ローマの悲劇詩にも取り上げられ、とくにエウリピデスの『ヒッポリュトス』とセネカの『パエドラ』が有名である。フェードル(パイドラ)は、夫テゼー(テセウス)の留守中に、義理の息子イポリート(ヒッポリュトス)に恋をしてしまう、という話である。
『フェードル』はすべての面で完成度が高い。悲劇的構成、人間観察の深さ、韻文の豊かさ、さらにマリー・シャンメレが演じた主役フェードルの解釈。ヴォルテールはこの劇のことを「人間精神を扱った最高傑作」と呼んでいる。エウリピデスと反対に、ラシーヌは劇の最後でフェードルを死なせている。つまり、フェードルがイポリートの死を知ってしまうのだ。フェードルのキャラクター造型はラシーヌの悲劇作品の中でも最高のものである。フェードルは他人を不幸にしながら、実は彼女自身も己の衝動の犠牲者である。怖さと哀れさを共に備えたキャラクターといえよう。
この劇の台詞のいくつかは、たとえば「la fille de Minos et de Pasiphaë(ミノスとパジファエの娘)」(第1幕第1場にあるイポリートの台詞)など、フランスの古典的な名台詞となった。十二音綴詩句は音楽性の美しさが特徴だが、ラシーヌはただ響きの美しさだけを考えて台詞を書いたわけではない。フェードルの中には、母パジフィエから受け継いだ、飽くことなき欲望と死への恐怖が複雑に入り混じっている。
コルネイユを後援するブイヨン公爵夫人とその一派の陰謀により、初演は成功にいたらなかった。彼女たちは、今では忘れられた作家ニコラス・プラドンに同じ題材の劇を急いで書かせ、その上演を『フェードル』にぶつけてきたのだ。そのせいで、ラシーヌは1689年まで劇の執筆を絶つことになった。なお、その時書いた劇は『エステル』で、ルイ14世の寵姫マントノン侯爵夫人の依頼によるものだった。しかし現在では、『フェードル』はラシーヌの代表作の一つと見なされ、また、17世紀以降現在まで上演回数の最も多い作品のひとつとなっている。
「フェードル」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』
2020年4月18日09:08 UTC
http://ja.wikipedia.org/wiki/フェードル
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