十九歳のジェイコブ
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- ★開催日・期間
- 2014年07月05日(土)〜2014年07月06日(日)
- ★開催場所・会場
- 兵庫県立芸術文化センター(兵庫県西宮市高松町2−22)
主人公・ジェイコブとユキの風変わりな友情、もしくは愛情の物語。舞台はジャズ喫茶。放浪する者たちにとっての教会であるジャズ喫茶、讃美歌としてのジャズ。ジェイコブの叔父、高木直一郎が破壊していった「路地=聖地」を失ったジェイコブは、新しい聖地を求めてさまよう。ジェイコブとは正反対のタイプであるユキも「古き良き故郷=家族」を失い、「変わりきった故郷=父の大企業の権力下にある」に憎悪の念を抱いている。マイルス・デイビスのSketches of Spainに郷愁を感じることもあれば、アルバート・アイラーのSpiritual unityに身を任せて空っぽになるジェイコブ。ジェイコブは兄の自殺や叔父・直一郎の冷血な振る舞いと腹違いの妹などに罪の意識を感じ、自身を汚しきることと教会=ジャズ喫茶に通うことでバランスを取ろうとしているのかもしれない。
開催地 | 兵庫県立芸術文化センター(兵庫県西宮市高松町2−22) |
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開催期間 | 2014年07月05日(土)〜2014年07月06日(日) イベントによっては、期間中でも休みの日がある可能性があります。必ず公式ページでご確認ください。 |
ホームページ | http://www1.gcenter-hyogo.jp/sysfile/center/top.html |
料金 | A 4,000円 B 2,000円 |
お問い合わせ先 | 芸術文化センターチケットオフィス:0798-68-0255 |
出演者 | 石田 卓也 松下 洸平 横田 美紀 奥村 佳恵 有薗 芳記 石田 圭祐 西牟田 恵 中野 英樹 松角 洋平 酒井 和哉 山口 惠子 新部 聖子 |
キャスト&スタッフ | 原作:中上 健次 脚本:松井 周 演出:松本 雄吉 |
備考 | 7月5日(土) 13:00 開演 7月6日(日) 13:00 開演 ◆チケット取り扱い ■芸術文化センターチケットオフィス 0798-68-0255 (10:00AM‐5:00PM/月曜休み ※祝日の場合翌日) 3/15(土) 10:00AMより会員先行予約受付開始 4/6(日)より一般発売 ■チケット取扱いプレイガイド ○チケットぴあ/0570-02-9999[Pコード:434-260] ○ローソンチケット/0570-000-407(オペレーター対応)・0570-084-005[Lコード:56264] ○イープラス(パソコン・携帯電話) ※プレイガイドでのお取り扱いについては、各プレイガイドにお問い合わせください。 ※未就学児童のご入場はご遠慮ください。 ※やむを得ない事情により、出演者等が変更となる場合があります。 あらかじめご了承ください。 |
情報更新日:14/03/17
中上 健次(なかがみ けんじ、本名同じ、結婚前までは「なかうえ」、1946年8月2日 - 1992年8月12日)は、和歌山県新宮市生まれの小説家。和歌山県立新宮高等学校卒業。妻は作家の紀和鏡、長女は作家の中上紀、次女は陶芸家で作家の中上菜穂。
被差別部落の出身であり、部落のことを「路地」と表現する。羽田空港などで肉体労働に従事したのち、執筆に専念する。初期は大江健三郎や石原慎太郎といった当時の新進作家から文体的な影響を受けた。後に知り合った年長の友人である柄谷行人から薦められたウィリアム・フォークナーの影響で先鋭的かつ土俗的な方法論を確立、紀州熊野を舞台にした数々の小説を描き、ひとつの血族と「路地」のなかの共同体を中心にした「紀州サーガ」とよばれる独特の土着的な作品世界を作り上げた。1976年(昭和51年)、『岬』で第74回芥川賞を受賞、戦後生まれで初の芥川賞作家となった。1992年、腎臓癌の悪化により46歳の若さで死去した。
「中上健次」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』
2013年7月16日16:54 UTC
http://ja.wikipedia.org/wiki/中上健次
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