特集展示 唐通事の世界

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★開催日・期間
2014年02月19日(水)〜2014年04月14日(月)
★開催場所・会場
長崎歴史文化博物館(長崎県長崎市立山1-1-1)
特集展示 唐通事の世界

出典 www.nmhc.jp

終了芸術・デザイン

「唐通事(とうつうじ)」とは、中国との貿易業務の通訳や風説書をはじめとする外交文書の翻訳を本業とした、長崎独自の役職です。唐通事は、中国との外交・貿易に大いに活躍し、さらに最新の中国文化を伝える架け橋として不可欠な存在でした。特集展示では、このような彼らの活躍ぶりについて収蔵品を通してご紹介します。

出典 www.nmhc.jp

開催地 長崎歴史文化博物館(長崎県長崎市立山1-1-1)
開催期間 2014年02月19日(水)〜2014年04月14日(月)

イベントによっては、期間中でも休みの日がある可能性があります。必ず公式ページでご確認ください。

ホームページ http://www.nmhc.jp/museumInet/sch/eveScheduleView.do?id=2375&command=lecture
料金 大人600円(480円)、小中校生300円(240円) ※( )内は15名以上の団体料金 ※県内小中学生は無料
備考 2014年2月19日(水)~4月14日(月) 時 間:8:30~19:00(最終入館18:30) 会 場:2階美術展示室(歴史文化展示ゾーン内)

情報更新日:14/03/26

唐通事(とうつうじ)とは、江戸時代の長崎や薩摩藩、琉球王国などに置かれていた中国語の通訳のこと。

長崎においては、慶長9年(1604年)に在留明人の馮六官を唐通事に任じたのが初例とされ、以後日本語の出来る在留中国人とその子孫が一子相伝を原則として任じられた。唐通事は一般的には通訳業務を行うものを指すが、広義では他国を担当する通事やキリシタン取締、唐人の身辺処理などを行う日本人・中国人の担当官を広く含む場合があった。

初期の定員は不明だが、寛文12年(1672年)当時は大通事4人・小通事5人が定員で定員外として稽古通事として見習いが数名置かれた。その後、特に海舶互市新例によって信牌交付業務などが追加され、貿易品の価値鑑定など貿易統制への関与など、職務の拡大とともに定数が増やされ、文政7年(1824年)には82名に達した。また、現地の唐人社会においては指導的役割を果たし、唐僧招聘や唐人の監視・統制などの役割を果たし、更に直接貿易に携わる者も存在した。宝暦元年(1751年)には唐通事会所が設置された。明治新政府において外交や中国語教育の分野で活躍した何礼之(が のりゆき)や鄭永寧(てい えいねい)は幕末期の長崎唐通事の出身である。

琉球においては、中国王朝との冊封関係が存在したために、中国系の人々の集落である久米村出身者を通事とし、更に中国の国子監に留学させた。彼らは福州の琉球館に配属されたり(在留通事)、進貢使に随従する都通事などに任じられた他、後には通事出身者が進貢使に任じられる例もあった。

「唐通事」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』
2011年2月02日10:40 UTC
http://ja.wikipedia.org/wiki/唐通事

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