第18回平和美術展 「ミリキタニの猫」-ニューヨークで描き続けた不屈のアーティスト‐

※情報は変更等がございますので、お出かけ前に必ず公式サイトなどでご確認ください

★開催日・期間
2014年08月01日(金)〜2014年08月31日(日)
★開催場所・会場
はつかいち美術ギャラリー
終了芸術・デザイン

新発見の墨絵 世界初公開も。 故郷広島初!回顧展

ジミー・ツトム・ミリキタニ(1920-2012)は、カリフォルニア州サクラメント生まれ、広島(五日市)育ちの日系アメリカ人です。18歳で渡米後、第2次世界大戦中のアメリカでツールレイク日系人強制収容所へ送られ、3年半を過ごしました。晩年にはニューヨークでホームレスとなりながらもアーティストとして生き、路上で作品を描いて売る生活を送る時期もあるなど、波乱に満ちた人生を送りました。

 2001年1月、映画監督のリンダ・ハッテンドーフとの出会いにより始まった撮影は、ドキュメンタリー映画「ミリキタニの猫」(2006年)として発表され、世界中の映画祭で各賞を多数受賞し、賞賛されました。最晩年、リンダ監督の助けを受けてケア付き老人ホームで暮らすことになったミリキタニは、2007年に広島平和記念式典に参列し、2012年にニューヨークで亡くなるまで絵を描き続けました。

 その映画を縁に発見された収容所時代に描かれた彼の作品は、2012-2013年にかけて東京藝術大学美術館、広島県立美術館など日本全国5会場を巡回した「尊厳の芸術展The Art of Ganman」にも展示されました。

 今回は、ウイングルーク博物館(アメリカワシントン州)の寄託作品30点をはじめ、世界初公開となる作品40点あまりをあわせて約70点の作品をご紹介します。

 ミリキタニは厳しい体験の中でも尊厳を失わず、不屈の精神をもって、猫や収容所、故郷広島の原爆、9.11テロなど描き続けました。これらの作品を通して、平和の大切さ、歴史の傷が個人に与える深い影響そして、彼を支えたアートの力について考える機会となることを願っています。

出典 www.hatsukaichi-csa.net

開催地 はつかいち美術ギャラリー
開催期間 2014年08月01日(金)〜2014年08月31日(日)
料金 無料
お問い合わせ先 0829-20-0222
ホームページ http://www.hatsukaichi-csa.net/cms/gallery/2014/03/18.html
備考 【開館時間】 10:00~18:00(入館は17:30まで) ※休館日:月曜日 【関連イベント】 ■映画「ミリキタニの猫」上映会(本編74分+特典映像) ◎8月2日(土) ①10:30~12:00 ②14:30~16:00 場所:はつかいち文化ホールさくらぴあ大ホール ◎8月23日(土) ①10:30~12:00 ②14:30~16:00 場所:廿日市市役所7階会議室(定員70名) ■映画「ミリキタニの猫」プロデューサー マサ・ヨシカワ氏トークイベント ◎8月2日(土)(1回)12:10~ 場所:はつかいち文化ホールさくらぴあ大ホール
関連URL ・展覧会チラシPDF http://www.hatsukaichi-csa.net/cms/gallery/docs/mirikitani.pdf ・はつかいち美術ギャラリー http://www.hatsukaichi-csa.net/gallery/

情報更新日:14/07/25

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