三千院「放生会(ほうじょうえ)」2014

※情報は変更等がございますので、お出かけ前に必ず公式サイトなどでご確認ください

★開催日・期間
2014年08月28日(木)
★開催場所・会場
京都大原 三千院
三千院「放生会(ほうじょうえ)」2014
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放生会は、古来より行われる重要な仏教行事の一つです。生き物を放ち、大自然の恵みに感謝して、ともに生きる喜びを実感し平和を祈願する法要ですが、実はそれ以上に深い意味が込められているのです。
放生会の由来(天台大師の放生物語)は、今より1400年ほど昔、中国の天台山で修行をされていた天台大師智顗(ちぎ)禅師は、天台山の麓にいる漁民が必要以上に魚を生け捕り、無用となった魚を棄て、殺生があとを絶たなかった姿を見ました。またその地域では遭難も多発し、随分荒んでいたといいます。そのような現実を目の当たりにされた智顗禅師はたいそう心を痛められ、放生池を設けて慈悲のこころを教え、魚を池に放つことを実践させたところ、人々の心はやわらぎ、平和な日々を送れるようになりました。それ以来、中国はもとより、日本でも放生会が盛んに行われるようになったのです。
私たちは誰しも父と母のもとに、この世に生を受けました。その父と母は万物の恵みによって生かされたからこそ、今の私たちがあるのです。他の生命が私たちの父母やご先祖様を生かし、私たちもまた現実に生かされているのです。他の生命を摘み、尊い生命が私たちのために犠牲になったからこそ、私たちは生かされているのです。その捨身の精神を決して無駄にしてはなりません。「生かされて生きる、ともに生きる」事を今一度見つめ直そうではありませんか。

出典 www.sanzenin.or.jp

開催地 京都大原 三千院
開催期間 2014年08月28日(木)
ホームページ http://www.sanzenin.or.jp/event/detail/50

情報更新日:14/08/04

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