【福岡】没後70年 吉田博展

※掲載中の情報は調査時の情報となります。
※必ず公式サイトなどで最新の情報をご確認ください

★開催日・期間
2020年10月16日(金)〜2020年12月13日(日)
★開催場所・会場
福岡県立美術館(福岡県福岡市中央区天神5-2-1)

木版画という新世界

【福岡】没後70年 吉田博展

出典 : yoshida-exhn.jp

取得日: 2020/11/25

終了芸術・デザイン

明治、大正、昭和にかけて風景画の第一人者として活躍した吉田博(1876-1950)。本展では、近年急速に再評価が進み、高い人気を誇る吉田博の木版画を一挙に公開します。
福岡県久留米市に生まれた吉田は、県立中学修猷館(現・修猷館高等学校)の図画教師に見込まれたことで、若き日から洋画の修業に専念し、当時の日本人としては稀な、幾度もの海外経験を通して、己の技に磨きをかけていきました。
油彩画や水彩画で頭角を現した吉田が木版画を始めたのは、49歳のことでした。それは、油彩画のタッチや描き方をベースに、水彩画で培った色彩表現や、顔料を自由自在に扱う力を生かしつつ、西洋画に見られる陰影や奥行きを木版画で表現するという前代未聞の挑戦でした。そこで吉田は、分業を主とする伝統的な木版画の制作方法を踏襲しつつも、自身でも彫りや摺りの技術を知り尽くしたうえで彫師や摺師を指揮し、超絶技巧とも呼べる版画作品を次々と発表したのです。なつかしさの漂う日本的な情景を主題としただけではなく、水の流れや光の移ろいを繊細かつ大胆に表現した彼の木版画は、国内外でも人気を博し、かのダイアナ妃にも愛されました。このように、伝統的な木版画に新風を吹き込んだ吉田博の作品群は、妥協なき「絵の鬼」がたどり着いた後半生の新境地でした。
没後70年の節目に開催する本展では、木版画約200点とともに、初公開の版木や写生帖も展観します。常に世界に挑み続け、新しい木版画の創造を目指した吉田博の画業を、心ゆくまでお楽しみください。

出典 fukuoka-kenbi.jp

開催地 福岡県立美術館(福岡県福岡市中央区天神5-2-1)
開催期間 2020年10月16日(金)〜2020年12月13日(日)

イベントによっては、期間中でも休みの日がある可能性があります。必ず公式ページでご確認ください。

ホームページ https://yoshida-exhn.jp/
時間 10:00〜18:00 (入場は17:30まで)
料金 ◆一般 1,200円 (1,000円)  ◆ 高大生 800円 (600円)  ◆小中生 500円 (300円) ※( )内は20名以上の団体料金及び前売料金 ※65歳以上の方(免許証等の年齢を証明できるものを提示)は一般の団体料金(1,000円) ※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方とその介護者1名、及び特定疾患医療受給者証・特定医療費(指定難病)受給者証の交付を受けている方は無料
お問い合わせ先 TEL 092-715-3551
備考 前期 10/16(金)~11/15(日) 後期 11/17(火)~12/13(日)

情報更新日:20/11/25

吉田 博(よしだ ひろし、1876年(明治9年)9月19日 - 1950年(昭和25年)4月5日)は、日本の洋画家、版画家。自然と写実そして詩情を重視した作風で、明治、大正、昭和にかけて風景画家の第一人者として活躍した。

経歴

旧久留米藩士・上田束秀之の次男として、久留米市に生まれる。1888年、福岡県立修猷館に入学。1891年、修猷館の図画教師であった洋画家・吉田嘉三郎に画才を見込まれ、吉田家の養子となる。

1893年、修猷館を卒業し、京都で洋画家田村宗立に師事。1894年、三宅克己と知り合いその影響で水彩を描き始め、三宅の勧めで上京して小山正太郎が主催する不同舎に入門し、後に明治美術会の会員となる。1898年

「吉田博」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』
2020年9月28日02:57 UTC
http://ja.wikipedia.org/wiki/吉田博

出典 http://ja.wikipedia.org/wiki/吉田博

こちらもおすすめ!

[福岡の芸術イベント]山下清展 -百年目の大回想
おすすめ芸術
2024-10-25(金)〜2024-12-22(日)

[福岡の芸術イベント]山下清展 -百年目の大回想

山下清は放浪の天才画家として知られており、懐かしい日本の原風景や名所を貼絵で表し、多くの人々の心を捉えました。生誕100
[福岡の芸術イベント]トムとジェリー展「君が笑うと、僕も笑っちゃう」
おすすめ芸術
2025-01-25(土)〜2025-03-20(木)

[福岡の芸術イベント]トムとジェリー展「君が笑うと、僕も笑っちゃう」

ネコのトムとネズミのジェリーが毎回追いかけっこを繰り広げるドタバタコメディ『トムとジェリー』。今もなお世界中の子どもたち
[福岡の芸術イベント]コレクション展 近現代美術「田中千智《生きている壁画》」
2023-01-05(木)〜2025-12-27(土)

[福岡の芸術イベント]コレクション展 近現代美術「田中千智《生きている壁画》」

福岡の画家・田中千智が、企画展「田中千智展 地平線と道」(2023年1月5日~3月21日)の一部として制作した壁画です。
[福岡の芸術イベント]企画展「あらがう」
2024-09-14(土)〜2024-12-15(日)

[福岡の芸術イベント]企画展「あらがう」

戦争や災害、格差などで苦しむ人々が存在する現在、私たちはこうした状況をどのように受け止め、立ち向かうべきなのか。本展では
[福岡の芸術イベント]企画展示「第36回新収蔵品展 ふくおかの歴史とくらし」
2024-10-09(水)〜2024-12-22(日)

[福岡の芸術イベント]企画展示「第36回新収蔵品展 ふくおかの歴史とくらし」

「福岡の歴史と記録」「近現代の福岡」「くらしとまつり」「芸能と美術」の4つの章で構成し、平安時代に作られた瓦経、江戸時代
[福岡の芸術イベント]秋の特別展「お菓子のむかしばなし展」
2024-10-12(土)〜2024-12-08(日)

[福岡の芸術イベント]秋の特別展「お菓子のむかしばなし展」

古代から江戸時代までのお菓子をとおして、日本の歴史をたどる展覧会です。 私たちが食べているお菓子のルーツや、歴史上の人

福岡の1ヶ月以内に開催されるイベント情報

イベント一覧
[福岡の音楽イベント]「FEEL!!!! GLAY Presented by GLAY EXPO」福岡会場
おすすめ音楽
2024-12-27(金)〜2025-01-13(月)

[福岡の音楽イベント]「FEEL!!!! GLAY Presented by GLAY EXPO」福岡会場

ロックバンド・GLAYのデビュー30周年を記念し、「FEEL!!!! GLAY Presented by GLAY EX
[福岡の芸術イベント]山下清展 -百年目の大回想
おすすめ芸術
2024-10-25(金)〜2024-12-22(日)

[福岡の芸術イベント]山下清展 -百年目の大回想

山下清は放浪の天才画家として知られており、懐かしい日本の原風景や名所を貼絵で表し、多くの人々の心を捉えました。生誕100
[福岡の音楽イベント]PSYCHOVISION hide MUSEUM Since 2000
おすすめ音楽
2024-12-04(水)〜2024-12-21(土)

[福岡の音楽イベント]PSYCHOVISION hide MUSEUM Since 2000

X JAPANのギタリスト「HIDE」として、そしてソロアーティスト(hide with Spread Beaver /
[福岡のその他イベント]【特別展示】パーソル パ・リーグ優勝ペナントや優勝旗を間近で見よう!
2024-09-26(木)〜2024-12-08(日)

[福岡のその他イベント]【特別展示】パーソル パ・リーグ優勝ペナントや優勝旗を間近で見よう!

4年ぶりにリーグ優勝を達成した福岡ソフトバンクホークスの優勝ペナントや優勝旗、優勝トロフィーを特別展示! さらに、シー
[福岡のその他イベント]リアル脱出ゲーム×怪獣8号『怪獣9号潜む防衛隊員選別試験からの脱出』【福岡会場】
2024-12-20(金)〜2025-01-13(月)

[福岡のその他イベント]リアル脱出ゲーム×怪獣8号『怪獣9号潜む防衛隊員選別試験からの脱出』【福岡会場】

防衛隊員選別試験の受験生として、試験時間内に謎や暗号を解き明かし、 試験突破を目指す体験型ゲーム・イベントです。
[福岡のその他イベント]リアル脱出ゲーム×葬送のフリーレン「千年の夢からの脱出」【福岡】
2024-12-25(水)〜2025-01-05(日)

[福岡のその他イベント]リアル脱出ゲーム×葬送のフリーレン「千年の夢からの脱出」【福岡】

フェルン、シュタルクと共に、目覚めないフリーレンの夢へと潜る魔法使いのあなた。 夢の中で待っていたのは、フリーレンがか
もっと見る

福岡のイベント情報を検索!

★イベントを探したい日付をクリックしてください!

 
 
 
PAGE TOP