「クールベと海 -フランス近代 自然へのまなざし」

※情報は変更等がございますので、お出かけ前に必ず公式サイトなどでご確認ください

★開催日・期間
2020年12月19日(土)〜2021年02月21日(日)
★開催場所・会場
ふくやま美術館(広島県福山市西町二丁目4番3号)

特別展

終了芸術・デザイン

19世紀フランスで活躍した画家ギュスターヴ・クールベ(1819-1877)は、現実を理想化して表現するそれまでの絵画を否定し、目の前の世界を「あるがまま」に描いたレアリスム(写実主義)の画家として知られています。時の政治や伝統的な美術に激しく反発し、悲惨な労働者の姿を写実的に描いたり、浴女の姿を卑俗的に描くなど、「美しい」ものを表現すべきであった「美術」の概念を大きく変えました。

またクールベは、故郷であるフランシュ=コンテ地方の切りだった山や森、そこに息づく動物たち、フランス北部のノルマンディー地方の海など、厳しい自然の姿を繰り返し描いています。

スイス国境近くの山々に囲まれた小さな町オルナンに生まれたクールベが、初めて海を目にしたのは22歳の時でした。うねる波、どこまでも続く水平線に圧倒され、特に1860年代以降、好んでその情景を描き、当時の人々から賛辞を得ました。波のみに肉薄したクールベの作品には、それまでの時代に描かれた物語性や感傷性に富む海とも、後の世代が描いた海水浴の情景を描いた身近な海とも、異なる視点で海が捉えられています。

本展では、クールベの海の絵画を中心として、故郷を描いた風景画や狩猟画、またモネやミレーなど他の画家たちが描いた海を含む65点を展観し、海、そして自然へのまなざしが大きく変わる時代にこの近代絵画の革新者がどのように自然と対峙したかを探ります。

出典 www.city.fukuyama.hiroshima.jp

開催地 ふくやま美術館(広島県福山市西町二丁目4番3号)
開催期間 2020年12月19日(土)〜2021年02月21日(日)
時間 午前9時30分~午後5時
料金 ・一般 1,000円 (800円) ・ 高校生以下 無料  *( )内は前売りまたは有料20名以上の団体料金 ※前売り券は、ふくやま美術館ミュージアムショップ、JR福山駅観光案内所などで2020年12月18日(金曜日)まで販売。 ※観覧料の減免、割引など詳しくは施設利用案内をご覧ください。
お問い合わせ先 Tel 084-932-2345
ホームページ https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/site/fukuyama-museum/
備考 ◇関連イベント◇ 1)記念講演会「今 クールベを『読む』」 日時/ 2021年1月9日(土曜日)14:00 ~ 15:30 2)学芸員によるギャラリートーク 日時/ 2020年12月20日(日曜日)、2021年1月24日(日曜日)、2月13日(土曜日) 各日14:00 ~ 3)ワークショップ 日時/ 2021年2月7日(日曜日) 13:00 ~ 16:00 日時/ 2021年1 月31日(日曜日) 12:30 ~ 16:00

情報更新日:21/01/07

ギュスターヴ・クールベ(クルベ) (フランス語: Gustave Courbet, 1819年6月10日 - 1877年12月31日) は、フランスの写実主義の画家。

生涯

  • 1819年、スイス国境に近いフランシュ・コンテ地方の山の中の村、オルナンに、裕福な地主の子として生まれる。
  • 1831年、オルナンのカトリック系中学校に入学し、そこで基本的なデッサンを学ぶ。
  • 1837年、王立の高等学校に入学する。そのかたわら画家フランジューロのもとで学ぶ。
  • 1840年、21歳の時にパリへ出てソルボンヌ大学法学部に入学するが、本人を法律家にさせたかった父親の意図に反し

「ギュスターヴ・クールベ」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』
2020年11月10日02:05 UTC
http://ja.wikipedia.org/wiki/ギュスターヴ・クールベ

出典 http://ja.wikipedia.org/wiki/ギュスターヴ・クールベ

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