「Toshi伝説」 共鳴空間(レゾナント スペース)

※情報は変更等がございますので、お出かけ前に必ず公式サイトなどでご確認ください

★開催日・期間
2021年02月13日(土)
★開催場所・会場
神奈川県民ホール(神奈川県横浜市中区山下町3-1 2~5F)

一柳慧芸術総監督就任20周年記念

終了音楽・コンサート

Who is Toshi?

 一柳慧とは何者か。

 常に先端を走り続けてきた前衛作曲家にして、古典から現代までを横断するピアニスト、日本におけるジョン・ケージの紹介者にして、さまざまな企画を手掛けるオーガナイザー。あるいは・・・。

 2020年、彼は、神奈川芸術文化財団の芸術総監督就任20周年を迎えた。しかし、この年は一方で、人類がコロナ禍に覆われた点において、忘れがたい年号でもある。不運?いや、この二つが重なったことはある意味で象徴的にも思える。というのも、これまで音楽と自然のかかわりを考え続けてきた一柳にとって、「作曲」とは、人間社会が自らの脆弱さを乗り越えるための知見を探る行為でもあるからだ。ゆえにToshi伝説、この名のもとに開催される二つの音楽会では、コロナ禍という状況を音楽から照らし出す、きれいごとではすまない空間が現出するに違いない。

 まずは神奈川県民ホールにおける管弦楽撰集。冒頭、鈴木優人が「作曲家」として新作のファンファーレを披露したあと、一柳の代表作が3曲。「ビトゥイーン・スペース・アンド・タイム」、そして成田達輝がソロを務める「循環する風景」はもちろんだが、とりわけ東日本大震災と並行して書かれた「交響曲第8番 リヴェレーション2011」は、現今の状況とどう響きあうのか。

 一方、神奈川県立音楽堂で行われるのは「エクストリームLOVE」と題されたマラソン演奏会。第一部では、自身がピアノを担当する「クロイツェル・ソナタ」や武満徹「一柳慧のためのブルーオーロラ」など、一柳慧という存在を形成した様々な要素が並べられる。第二部は三味線の本條秀慈郎ほか邦楽界の若手ホープをフィーチャー。邦楽器の世界が、実は一柳の隠れた核であることが明らかになろう。そして第三部では、記念碑的なシリーズ「ピアノ音楽1~7」を河合拓始が音響化。予想外のハプニングが起こる気配も・・・。

 この2日間に駆けつけた幸運な聴衆は、新たなToshi伝説が爆誕する様子を目の当たりにするはずだ。

出典 www.kanagawa-kenminhall.com

開催地 神奈川県民ホール(神奈川県横浜市中区山下町3-1 2~5F)
開催期間 2021年02月13日(土)
時間 開演15:00 (14:00開場)
料金 全席指定  ・一般 ¥4,000 (Ordinary Tickets) ・一柳シート (24歳以下・学生) ¥0 (Students up to 24) ※一柳慧が学生の皆様をご招待します。チケットかながわにて事前申し込みが必要です。 神奈川県立音楽堂公演(3/20)とのToshi伝説セット券 7,500円(Combined Ticket, Feb.13 & Mar.20) ※未就学児はご入場いただけません。 ※ホールの収容定員の半分を目安とした、概ね2席ずつ間隔を空けた座席配置となります。今後、感染症対策の緩和状況により、当初は販売していなかった座席を追加販売する場合があります。予めご了承ください。
お問い合わせ先 TEL 045-633-3798
ホームページ https://www.kanagawa-kenminhall.com/
出演者 指揮:鈴木優人 SUZUKI Masato, Conductor ヴァイオリン:成田達輝 NARITA Tatsuki, Violin 管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団 Tokyo Philharmonic Orchestra 作曲&総合プロデュース:一柳慧 ICHIYANAGI Toshi, Composer & General Producer

情報更新日:21/01/12

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