「バルテュス最後の写真 ―密室の対話」展
※掲載中の情報は調査時の情報となります。
※必ず公式サイトなどで最新の情報をご確認ください
- ★開催日・期間
- 2014年06月07日(土)〜2014年09月07日(日)
- ★開催場所・会場
- 三菱一号館美術館

ピカソをして「20世紀最後の巨匠」と言わしめた画家バルテュス。
彼は、最晩年に手の自由がきかなくなると、鉛筆をポラロイドに持ち替え、
デッサンに代えてモデルを撮影するようになりました。
本展では、遺作を描く為に撮影した貴重な作品を含む
ポラロイド写真を日本で初めて公開し、
バルテュスの静謐で謎めいた創造の秘密に迫ります。
画家バルテュス(1908-2001)は、ポーランド系貴族で美術史家の父と、画家の母の間に生まれました。絵画は独学ですが、親のもとを訪ねる画家や文学者との交流に恵まれ、早熟な才能を育みます。26歳でパリにおいて初個展を開催し、その時点ですでに彼の終生のテーマとなる、神秘的な少女たちが白日夢に遊ぶ世界が確立されていました。少女たちはときに扇情的にも見えますが、彼にとって少女は「美そのもの」であり、「美への憧憬の象徴」だったのです。
最晩年になり手の自由がきかなくなると、彼は鉛筆をポラロイドに持ち替え、モデルを撮影するようになりました。わずかな姿勢の違いをシークエンスのように撮った写真からは、ポーズの微妙なニュアンスに対する画家のこだわりを見ることができます。
これらのポラロイド写真は、メトロポリタン美術館(ニューヨーク)でバルテュスの大回顧展に合わせ、2013年9月から2014年1月にかけて、ガゴシアン・ギャラリー(ニューヨーク)において初公開され、回顧展をしのぐほどの好評を博しました。本展においては、その出品作品の一部を組み替えてご紹介します。日本におきましても、バルテュスによるポラロイド写真の公開は初めてであり、画家の静謐で謎めいた創造の秘密を知る、格好の機会となるでしょう。
本展は、三菱一号館美術館の歴史資料室において開催されます。三菱一号館は英国人建築家のジョサイア・コンドルが設計し1894年に竣工した建築を復元したもので、この会場での開催は、歴史的な空間でバルテュスの作品を公開したいという、ご遺族の強い意向によって実現するものです。
出典 mimt.jp
開催地 | 三菱一号館美術館 |
---|---|
開催期間 | 2014年06月07日(土)〜2014年09月07日(日) イベントによっては、期間中でも休みの日がある可能性があります。必ず公式ページでご確認ください。 |
ホームページ | http://mimt.jp/balthus/ |
料金 | 入館料 500円 |
お問い合わせ先 | 03-5777-8600(ハローダイヤル) |
備考 | 【会場】 三菱一号館美術館 歴史資料室(東京・丸の内) 【期間中の休館日】 6月13日(金)のみ 【開館時間】 10:00~18:00(金曜は20:00まで) ※入館は閉館の30分前まで |
関連URL | ・三菱一号館美術館 http://mimt.jp/ |
情報更新日:14/08/08
バルテュス(Balthus, 1908年2月29日 - 2001年2月18日)は、フランスの画家。本名はバルタザール・ミシェル・クロソウスキー・ド・ローラ (Balthasar Michel Klossowski de Rola) 。ピカソはバルテュスを「二十世紀最後の巨匠」と称えている。
略歴
父親・ローラ紋章のエリク・クウォソフスキ(ドイツ語: Erich Klossowski, von Rola-Kłossowski, ポーランド語: Eryk Kłossowski h(erbu). Rola)は東プロイセン・ラグニットのシュラフタ(ポーランド貴族)で、母親エリーザベト・シュピーロ(Elisabeth Dorothea Spiro)はノヴゴロドに起源をもつブレスラウ(ヴロツワフ)生まれのロシア・ユダヤ人
...「バルテュス」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』
2014年7月09日01:11 UTC
http://ja.wikipedia.org/wiki/バルテュス
こちらもおすすめ!
[東京の芸術イベント]LOVE ファッション─私を着がえるとき
東京の1ヶ月以内に開催されるイベント情報
イベント一覧[東京の芸術イベント]LOVE ファッション─私を着がえるとき
東京のイベント情報を検索!
★イベントを探したい日付をクリックしてください!