茨木のり子 展
※情報は変更等がございますので、お出かけ前に必ず公式サイトなどでご確認ください
- ★開催日・期間
- 2014年04月19日(土)〜2014年06月29日(日)
- ★開催場所・会場
- 世田谷文学館(東京都世田谷区南烏山1-10-10)
終了芸術・デザイン
自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ (「自分の感受性くらい」)
現代の女性詩人のなかで最も人気のある一人、茨木のり子(1926-2006)。朝日新聞「天声人語」に紹介されたことから詩の愛好者を超えて大きな反響を呼んだ「倚りかからず」、中学校国語教科書にも掲載されている「わたしが一番きれいだったとき」をはじめ、「自分の感受性くらい」「六月」「汲む」などの詩で知られています。「品格で書かれた」、「人格で書かれている」とも評される詩の、自らを律し鼓舞する言葉は、読む人の心にも深く響きます。
本展覧会では、詩稿、草稿、創作ノート、「櫂」同人をはじめとした詩人たちとの書簡、先立った夫のために書かれ、没後刊行された『歳月』遺構など、貴重な資料を通して茨木の詩作世界をひもとくとともに、女性として日常を大切に暮らした姿も日記やスクラップブックなどからご紹介します。
最愛の夫を亡くした翌年、50歳で韓国語を学び始めた茨木は隣国とその文化への関心を数々の著作に記し、14年後には韓国現代詩の翻訳刊行を果たします。このように大きな喪失感から自ら歩を進め、たおやかに、且つ凛として“倚りかからず”生きた彼女の詩と文章は、先行きに不安を抱く私たちが汲むべきものに富み、生きることに清々しい勇気を与えてくれることでしょう。
開催地 | 世田谷文学館(東京都世田谷区南烏山1-10-10) |
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開催期間 | 2014年04月19日(土)〜2014年06月29日(日) |
料金 | 一般700円、65歳以上・大学・高校生500円、中学生以下無料 |
お問い合わせ先 | 03-5374-9111 |
ホームページ | http://www.setabun.or.jp/ |
備考 | 【開催時間】 午前10時~午後6時 (入館は午後5時30分まで) |
関連URL | http://www.museum-cafe.com/exhibition?event_id=32801 |
情報更新日:14/03/15
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