クールな男とおしゃれな女 ―絵の中のよそおい―

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※必ず公式サイトなどで最新の情報をご確認ください

★開催日・期間
2014年05月17日(土)〜2014年07月13日(日)
★開催場所・会場
山種美術館(東京都渋谷区広尾3-12-36)
クールな男とおしゃれな女 ―絵の中のよそおい―
終了芸術・デザイン

 日本の伝統文化を生活に取り入れた「和ブーム」が続く中、特に近年では、男性や若い女性の間でも和装を楽しむ人が増えています。アートやインテリアだけでなく、流行がめまぐるしく移り変わるファッションの世界でも、日本人が古くから培ってきた装いの文化が注目され、そこに新たな価値が見出されている証しともいえるでしょう。美術館は和服を着て出かける場所としても好まれ、中でも日本画専門の当館には、年間を通して美しい着物に身を包んだ多くの方々にご来館いただいています。
 一方、西洋文化が入ってきた近代以降は、洋装に身を包むクールな男性、シックな女性も時代のファッションリーダーとして常に注目される存在でした。こうした各時代の特徴あるファッションは、画家たちも魅了し、近世から現代にいたる様々な絵画作品の中に描かれています。
 本展では、洗練されたスタイリッシュな人物が登場する浮世絵や日本画をご紹介します。小林古径の描く『伊勢物語』にみる色男の雅な装い、戦だけでなくファッションでもしのぎを削った安田靫彦や前田青邨が描く戦国武将の華麗な出で立ち。写楽や国定の役者絵に見る俳優たちの粋な装いや、池田輝方の江戸っ子の粋な着流し姿など、時代の最先端を行くクールな男たちの装いに、現代の私たちも大いに刺激されることでしょう。また、鏑木清方や上村松園らが女性を描いた美人画では、顔だけでなく装身具や着物の合わせ方など装いにも描写の重点が描かれており、おしゃれ自体が作品の大きなみどころとなっています。
 髪型から色柄の取合せ、小物にいたるまで、各所に現れた画家のこだわりや美意識を味わい、あるいは着こなしのヒントを発見するなど、描かれたファッションを思い思いにお楽しみいただければ幸いです。

出典 www.museum-cafe.com

開催地 山種美術館(東京都渋谷区広尾3-12-36)
開催期間 2014年05月17日(土)〜2014年07月13日(日)

イベントによっては、期間中でも休みの日がある可能性があります。必ず公式ページでご確認ください。

ホームページ http://www.yamatane-museum.or.jp/
料金 一般1000円、大高生800円、中学生以下無料
お問い合わせ先 03-5777-8600
備考 【開催時間】 10:00~17:00 (入館は16:30まで)
関連URL http://www.museum-cafe.com/exhibition?event_id=32226

情報更新日:14/03/15

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