企画展「松谷武判 Takesada Matsutani」

※掲載中の情報は調査時の情報となります。
※必ず公式サイトなどで最新の情報をご確認ください

★開催日・期間
2024年10月03日(木)〜2024年12月17日(火)
★開催場所・会場
東京オペラシティ アートギャラリー(東京都新宿区西新宿3-20-2 3・4F)
企画展「松谷武判 Takesada Matsutani」

出典 : www.operacity.jp

取得日: 2024/09/25

開催中芸術・デザイン

パリを拠点に活動する松谷武判(1937-)は、60年を越える活動を通して、物質が示す表情や肌理(きめ)、存在感に生命の波動、流動を交錯させる優れた制作を続けてきました。1960年代に当時の新素材であるボンドを使って有機的フォルムを生み出す作品で具体美術協会の第二世代の作家として頭角を現した松谷は、1966年に渡仏。パリを拠点に版画制作に取り組み独自の有機的フォルムによる空間表現を深め、やがて幾何学的な色面による表現に移行します。のち改めてボンドによる有機的フォルムに鉛筆の黒鉛を重ねた作品で独自の境地をひらきます。2017年のヴェネチアビエンナーレ、2019年のパリ ポンピドゥー・センターでの回顧展など、近年国際的な高い評価を得ています。キャンバスや紙、ボンドや黒鉛など、作品を構成するさまざまな物質が示す表情に生身の身体と五感で対峙することで生み出される松谷の作品、その豊かな多様性は、見る者を魅了してやみません。本展は、初期から現在までの作品、資料、映像などによって長きにわたる活動の全貌を紹介するとともに、その広い射程を今日的視点から検証します。

出典 www.operacity.jp

開催地 東京オペラシティ アートギャラリー(東京都新宿区西新宿3-20-2 3・4F)
開催期間 2024年10月03日(木)〜2024年12月17日(火)

イベントによっては、期間中でも休みの日がある可能性があります。必ず公式ページでご確認ください。

ホームページ https://www.operacity.jp/ag/exh/upcoming_exhibitions/

情報更新日:24/09/25

松谷武判(まつたに たけはん、1937年 – )は、日本出身の現代美術家で、特にパリを拠点に活動していることで知られています。彼は、絵画、版画、彫刻、インスタレーションなど多岐にわたるメディアで作品を制作しており、戦後の日本美術および国際的なアートシーンにおいて重要な役割を果たしてきました。

■キャリアの概要
松谷武判は、1950年代後半に日本でキャリアをスタートさせ、当時の前衛芸術運動である具体美術協会(具体)に参加しました。具体美術協会は、若いアーティストたちが自由な表現を追求し、実験的なアプローチを奨励することで、伝統的な日本美術の枠を超えた前衛的な活動を展開したグループです。

松谷は1960年にパリに移住し、そこで本格的に国際的なキャリアを築きました。彼はパリの芸術家たちとの交流を通じて、自身の作品に新しい視点や技術を取り入れ、特に抽象表現主義やミニマルアートといった国際的な流れにも触発されました。

■代表的な作品・スタイル
松谷の作品は、物質性、時間の流れ、空間といった要素を重視する特徴があります。特に、彼の「ビザンシ(**Visage**)」シリーズや、表面に折り目を入れたり、絵具を層状に重ねることで独特のテクスチャーや立体感を持たせた作品は、見る者に視覚的だけでなく触覚的な体験をもたらします。

彼の代表的な技法には、キャンバスを折りたたんで、広げた後にペインティングする「フォルディング」手法があり、これは物質と形態の間に存在する張力を表現しています。また、松谷は、キャンバスに凹凸をつけることで光や影の変化を生かし、静かで瞑想的な空間を作り出す作品も手がけています。

■国際的な評価
松谷は日本のみならず、パリをはじめとする欧米の美術館やギャラリーで多数の個展を開催しています。彼の作品はニューヨーク近代美術館(MoMA)やポンピドゥー・センターなどの国際的な美術館にも収蔵されており、特にその革新的なテクスチャーと形態に対するアプローチが高く評価されています。

松谷は、ヨーロッパの美術シーンにおいてもその独自のスタイルで注目され続け、日仏の文化交流の架け橋としても重要な存在です。彼の作品は、時代を超えた美術の問いを探求し続けており、現代美術においても独自の地位を確立しています。

■受賞歴
松谷武判は、その功績が認められ、数々の国際的な賞を受賞しています。彼の作品は常に革新と挑戦の姿勢を持ち、国内外での評価を高めています。

■現在の活動
現在もパリを拠点に活躍し続けている松谷は、制作活動を続けるとともに、新しい世代のアーティストたちに影響を与え続けています。彼の作品は、過去と現在の美術の交差点で、新たな意味を生み出し続けています。

出典: ChatGPT(OpenAI)、2024年9月25日利用

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